マー君「特別というのはない」雄星「本当に幸せ」メジャー初対決へ対照的な表情
ヤンキースの田中将大投手(30)とマリナーズの菊池雄星投手(28)は26日、シアトルで先発として対戦する27日午後7時10分(日本時間28日午前11時10分)からの試合を翌日に控え、対照的な表情を見せた。
田中は2017年にレンジャーズのダルビッシュ(現カブス)と投げ合って以来の日本投手対決。ただ、菊池とは直接話した経験は少ないと言い「彼だから特別というのはない」と淡々としていた。「いいリズムで、いい投球ができれば」と話し、日本投手初となるメジャー6年連続2桁勝利へ意識を向けた。
一方、菊池は憧れだったという田中との投げ合いが待ち遠しそう。西武時代を通じても初めての直接対戦。「まさかアメリカでできるとは。本当に幸せなこと」と表情を崩した。メジャー屈指のヤンキース打線に対し、5月の初顔合わせでは7回2/3を3安打1失点。「何かを大きく変えるとかはない。とにかく自分のボールを投げる」とテーマを挙げた。