大谷、五回満塁機で一ゴロ 一、三回は連続三振
「エンゼルス-レッドソックス」(30日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、3点を追う五回1死満塁の打席は一ゴロだった。初回と三回の打席は空振り三振。
1-4の五回1死満塁の絶好機。ここまで2打席連続空振り三振と精彩を欠く大谷は2番手左腕テイラーと対じした。初顔合わせの左腕が投じた初球、内角153キロツーシームを積極的に打って出たが、はずんだ打球は一塁手の正面。本塁封殺で反撃のチャンスを逸したが、次打者プホルスが2点適時打を放ち、1点差に詰め寄った。
この日のレッドソックスの先発は9日の対戦で遊ゴロに打ち取られている剛腕イオバルディ。0-1の初回1死一塁の打席は1ボールから4球連続ファウルで追い込まれ、6球目、見送ればボールの高めの156キロにバットは空を切った。
1-4の三回2死走者なしの打席は初球、146キロスプリットを空振りし、3球連続ファウルで再び追い込まれ、高めの160キロ速球を捉えることができなかった。
20日のレンジャーズとのダブルヘッダー第2戦で1試合3安打をマークし、打率を・307としたが、直近6試合は打率・142(21打数3安打)と結果が出ていない。