大谷、打順変更で今季初の5番 最近10試合打率・118

 「アスレチックス-エンゼルス」(4日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)がアスレチックス戦(日本時間5日午前11時7分開始予定)に「5番・指名打者」で出場することが発表された。5番で起用されるのは今季初、昨年9月18日のアスレチックス戦以来、約1年ぶり。

 大谷はここまで99試合に出場し、代打15試合を除く全試合に3番で起用され、打率・289、16本塁打、55打点をマーク。前日、3日の試合は4打数1安打1打点で、五回2死一、二塁の場面で16打席ぶりのヒットとなる左翼線適時二塁打を放った。試合後は、最近10試合で打率・118(34打数4安打)、0本塁打、1打点と苦しんでいる状況について「(スイングの)軌道にズレかなという感じがする」と自己分析しながら16打席ぶりのヒットを「思い描いているスイングではないですよね。結果オーライだっていうだけで。やっぱり、あれを良しとしてしまうっていうのはよくないことだと思うので、ツーベース打ってよかった、ではなくて、なんでああなったのかなというのを考えないといけないかなと思ってます」と語った。

 アスレチックスの先発は右腕のロアークで今季の成績は8勝8敗、防御率4・04。大谷は6月26日に初めて対戦し、左前打、右中間二塁打、四球と完勝している。

 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。

1番・二塁 フレッチャー 打率・286、5本塁打、43打点

2番・中堅 トラウト   打率・293、44本塁打、102打点

3番・右翼 グッドウィン 打率・287、15本塁打、43打点

4番・一塁 プホルス   打率・252、21本塁打、84打点

5番・DH 大谷     打率・289、16本塁打、55打点

6番・左翼 アップトン  打率・218、11本塁打、36打点

7番・遊撃 シモンズ   打率・269、6本塁打、32打点

8番・三塁 タイス    打率・185、6本塁打、19打点

9番・捕手 ベムブーン  打率・136、1本塁打、3打点

   投手 サンドバル  0勝1敗、防御率5・24

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