大谷、今季初5番で第1打席は空振り三振 指揮官が打順変更「少し苦しんでいる」

打撃練習中にリード打撃コーチの助言に聞き入る大谷(撮影・小林信行)
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 「アスレチックス-エンゼルス」(4日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が「5番・指名打者」で出場し、初回の打席は空振り三振だった。

 初回2死二、三塁の先制機。アスレチックスの先発右腕ロアークに対し、大谷はワンボールから外寄り145キロのツーシームを2球連続で空振りして追い込まれる。外角高めのボール気味の146キロツーシームをファウルにした後、5球目、真ん中の150キロフォーシームにバットは空を切った。

 大谷は前日まで99試合に出場し、代打15試合を除く全試合に3番で起用され、打率・289、16本塁打、55打点をマーク。前日、3日の試合は4打数1安打1打点で、五回2死一、二塁の場面で16打席ぶりのヒットとなる左翼線適時二塁打を放ったが、最近10試合で打率・118(34打数4安打)、0本塁打、1打点と結果が出ていない。

 今季出場100試合目にして初めて大谷の打順を下げたオースマス監督は「少し苦しんでいる。グッドウィンがバットをよく振れているので打順を入れ替えた」と説明した。

 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。

1番・二塁 フレッチャー 打率・286、5本塁打、43打点

2番・中堅 トラウト   打率・293、44本塁打、102打点

3番・右翼 グッドウィン 打率・287、15本塁打、43打点

4番・一塁 プホルス   打率・252、21本塁打、84打点

5番・DH 大谷     打率・289、16本塁打、55打点

6番・左翼 アップトン  打率・218、11本塁打、36打点

7番・遊撃 シモンズ   打率・269、6本塁打、32打点

8番・三塁 タイス    打率・185、6本塁打、19打点

9番・捕手 ベムブーン  打率・136、1本塁打、3打点

   投手 サンドバル  0勝1敗、防御率5・24

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