大谷、第2打席は打撃妨害 今季初の打順変更で3番から5番に

打撃練習中にリード打撃コーチの助言に聞き入る大谷(撮影・小林信行)
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 「アスレチックス-エンゼルス」(4日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が「5番・指名打者」で出場し、三回の第2打席は打撃妨害(記録は捕失)で出塁した。初回の打席は空振り三振だった。

 6月26日の初対決で2打数2安打1四球と完勝した右腕ロアークに対し、初回2死二、三塁の先制機で空振り三振だった大谷。1点を追う三回の第2打席は2死ながら一、二塁と再び、チャンスで打席に立った。

 初球チェンジアップを空振りした後、ボール1つを挟み、3球目のチェンジアップを空振りして追い込まれる。4球目、ワンバウンドになるチェンジアップにバットを止め、122キロカーブを打って出たが、相手捕手の伸ばしたミットを叩き落とす形で打撃妨害と判定された。捕手による失策で2死満塁と好機を拡大したが、後続が倒れて、逆転機を逸した。

 大谷は前日まで99試合に出場し、代打15試合を除く全試合に3番で起用され、打率・289、16本塁打、55打点をマーク。前日、3日の試合は4打数1安打1打点で、五回2死一、二塁の場面で16打席ぶりのヒットとなる左翼線適時二塁打を放ったが、最近10試合で打率・118(34打数4安打)、0本塁打、1打点と結果が出ていない。

 今季出場100試合目にして初めて大谷の打順を下げたオースマス監督は「少し苦しんでいる。グッドウィンがバットをよく振れているので、打順を入れ替えた」と説明した。

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