大谷、2年連続100三振 今季出場100戦400打席目で大台
「アスレチックス-エンゼルス」(4日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(25)が「5番・指名打者」で出場し、シーズン100三振を記録した。第1、3、4打席で空振り三振を喫し、メジャー1年目の昨季102三振に続き、2年連続で大台に到達した。
6月26日の初対決で2打数2安打1四球と完勝した右腕ロアークに対し、初回2死二、三塁の先制機で空振り三振だった大谷。1点を追う三回の第2打席は2死ながら一、二塁と再び、チャンスで打席に立った。
初球チェンジアップを空振りした後、ボール1つを挟み、3球目のチェンジアップを空振りして追い込まれる。4球目、ワンバウンドになるチェンジアップにバットを止め、122キロカーブを打って出たが、相手捕手の伸ばしたミットを叩き落とす形で打撃妨害と判定された。捕手による失策で2死満塁と好機を拡大したが、後続が倒れて、逆転機を逸した。
0-4の六回は先頭で空振り三振。2球連続で外寄り低めのツーシームをファウルにした後、高めの148キロ直球もファウル。最後は高めの149キロ直球を空振りした。
依然として4点ビハインドの八回は3番手右腕ソリアに空振り三振。初球、外角150キロ直球を見送ってストライクを取られた後、カウント1-1から3球目の直球ストライクを見送って追い込まれ、最後は4球目、外角低めのチェンジアップを捉えることができなかった。