MLB唯一の存在「ダルビッシュの球種は10個」公式サイトが特集
大リーグ公式サイトは6日(日本時間7日)、「間違いではない:ダルビッシュは10個の球種を投げる」との見出しでカブスのダルビッシュ有投手(33)の特集記事を掲載した。
同サイトは08年以降にメジャーのマウンドに立った2384人の投手のデータから各投手が投げた球種を分析。大リーグを代表するアストロズのバーランダーやドジャースのカーショーらの「4種類」が平均で「3~6種類」が全体の92%。「7種類以上」が99人(全体の4%。7種類88人、8種類10人)だったという。
9種類以上を投げる投手が皆無の中、同サイトはダルビッシュが所属するカブスの情報を加えて「今季のダルビッシュは10個の球種を投げた」と結論。最近14試合の登板で108三振を奪い、わずか8四球という驚異的な数値を紹介しながら「彼は今まで見てきた投手ではない」と伝えた。
今季のダルビッシュはここまで27試合に登板して5勝6敗、防御率4・25。球宴後の9試合で3勝2敗、防御率2・93の成績を残している。あす7日のブルワーズ戦に登板予定。
同サイトが紹介したダルビッシュの球種は以下のとおり(数値は投げた割合と平均速度)。
①カットボール(遅い)32・8%、139キロ
②カットボール(速い)3%、147キロ
③フォーシーム 27・9%、151キロ
④スライダー 14・1%、133キロ
⑤ツーシーム 12・4%、150キロ
⑥カーブ 4・8%、123キロ
⑦ナックルカーブ 0・5%、131キロ
⑧スローカーブ 0・1%、102キロ
⑨スプリット 3・7%、143キロ
⑩チェンジアップ 0・6%、135キロ