大谷、第2打席は右直 鋭い当たりを好捕される
「エンゼルス-インディアンス」(11日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(25)は「3番・指名打者」で出場し、二回の第2打席は右直。初回の打席は空振り三振だった。
初回の打席で3球連続空振り三振に倒れている大谷は1-4の二回2死一、二塁の好機で打席に立った。初球、内角低めの135キロチェンジアップを一塁線ボテボテのファウルにすると、続く外角132キロスライダーを鋭くはじき返したが、低いライナー性の打球を右翼手が好捕して反撃機を逸した。
大谷は8月3日の初対決で3打数1安打だった右腕プレトコに対し、1点を追う初回1死の場面は空振り三振。初球、やや高めの146キロ速球、続く内角低めの134キロチェンジアップを連続で空振りし、最後は外角高めの146キロ速球にバットは空を切った。
大谷は前日まで105試合に出場し、打率・288、17本塁打、61打点。前日10日は2打数無安打1四球で2試合10打席連続ノーヒット(1四球含む)。試合後の大谷は「振りはいいかな、自分の中ではいいのかなと思ってる部分はありますけど、結果につながってないなっていうもどかしさはあるんじゃないかなと思う。フォアボールを取れた打席はまあよかったですけど、それ以外の(六回の)ファウルフライももう少し違う(スイングの)軌道で入れたら、もうちょっといい結果になったんじゃないかなというのはあるので、そこは反省と修正の繰り返しかなと思います」と話していた。