パイレーツ守護神、試合前に13歳少女と淫行認める シーズン中の逮捕に衝撃走る

 未成年淫行、児童ポルノ勧誘などの疑いで17日(日本時間18日)に逮捕された大リーグ、パイレーツのフェリペ・バスケス投手(28)が13歳(当時)の少女との淫行を認める供述をした、と18日(同19日)、地元紙「ピッツバーグ・ポストガゼッタ」(電子版)が報じた。

 同紙がこの日、ペンシルバニア州ウェストモアランド郡当局が公表した訴状内容を伝えたところによると、現在16歳の少女は17年8月にSNSで同投手と連絡を取り合い、迎えに来た同投手の車の助手席に座った。その後、運転席へ引き寄せられ、下着を脱がされ、行為に及んだという。ただし、実際には同投手の性器は完全に挿入されず、少女によると「1分ほどでやめた」とのこと。同投手も取り調べに対して「完全ではなかった」と供述しているという。

 また、同投手が少女と行為に及んだのはその日のナイター前だったことも明らかになった。

 同投手は、2人が出会うきっかけについて自身のインスタグラムに少女から連絡があったが、16歳以下に見えたことから当初は接触を拒否していたとも供述。しかし、その後、少女から自身の裸写真が送信され、自身も過激な写真や動画を送り返していたとのこと。今年7月にも性的関係を継続したい意思を示すメッセージを送っていたという。

 同投手は未成年淫行、児童ポルノ勧誘などの疑いで17日にペンシルバニア州警察にピッツバーグのアパートで逮捕。保釈金による釈放の申し入れは却下されている。球団は同日、大リーグ機構と選手会が定める規則に反したとして制限リストに入れたと発表している。

 ベネズエラ出身のバスケスは08年に17歳でレイズと契約を結び、15年7月にナショナルズでメジャーデビュー。16年途中にパイレーツへトレードされ、17年から抑えの座に就いた。パイレーツでは不動の守護神として4シーズンの通算成績は15勝9敗89セーブ、防御率2・17。今季はここまで56試合、5勝1敗28セーブ、防御率1・65と好投していた。

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