大谷「順調にきてる」左膝術後報告 痛みを抱えてプレーしていたこと明かす
13日(日本時間14日)に左膝の二分膝蓋骨の手術を受けたエンゼルスの大谷翔平投手(25)が24日(同25日)、アスレチックス戦前に本拠地エンゼルスタジアムで会見し、術後の経過を報告した。
大きな黒いギプスで固定された左膝を引きずるようにして会見場に現れた大谷は時折笑みを浮かべながら「(術後)10日ぐらいですけど、順調にきてると思います」と経過を報告した。
初めて左膝に違和感を覚えたのは2月。昨年10月に受けた右肘手術のリハビリメニューをこなしている段階だった。5月に打者として復帰した後も「痛かったり、痛くなかったりという感じかなと思います。すごくひどくなってきたっていう感覚もなかったですし、よくなったりもしますし、悪くなったりもする時もあった。シーズンの中でそういう波があったかなと思います」と大谷。走塁スピード自体は昨季と大きな違いはなかったが、痛みを押してプレーしていたことを明かした。
また、打撃への影響に関しては「(左脚への)加重のしにくさであったり、(左脚の)蹴りのしにくさだったりとか、そういうことはあるかなと思います」としながらも「シーズンを通して痛みなく全部こなす方が珍しいかなと思う。だれしも痛みを抱えてやってると思うので、そこは何も言い訳にはならないかなと思ってます」と言い切った。
シーズン15試合を残して手術を踏み切ったことには「ある程度、痛みは続いていたのでやるならこのオフかなっていう感じをずっともってやってました。タイミングに関してはチーム自体が(9月10日に)ポストシーズンに進めなかったのでその段階でチームの方からこのタイミングでどうだ?っていう感じで話をされたので、僕もその方がいいんじゃないかなと思ったので、そのタイミングでやりました」と説明した。