ヤンキース、3連勝で2年ぶりリーグ優勝決定S進出 ツ軍屈辱のPS16連敗
「ア・リーグ地区シリーズ・第3戦、ツインズ1-5ヤンキース」(7日、ミネアポリス)
ヤンキースが3連勝で2年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。ツインズは02年以来の地区シリーズ突破はならず、ポストシーズン(PS)は16連敗となった。
本拠地で連勝し、敵地に乗り込んできたヤンキース。敵地ファンのブーイングが渦巻く中、二回にトーレスの左中間本塁打で先制すると、三回にはガードナーの適時打で2点目を挙げた。七回にはトーレスの二塁打で得点圏に走者を置き、グレゴリウスが適時打を放って貴重な追加点。九回にはメイビンのソロとグレゴリウスの2打席連続適時打でダメを押した
投げては先発のセベリーノは立ち上がりから制球に苦しみながらも粘りの投球でメジャー史上最多の年間307本塁打を放った強力打線にホームを踏ませず。ブーン監督は4回4安打無失点、83球で右腕を交代させると、継投策で七回までツインズ打線を完封。3-0の八回に5番手左腕ブリットンがロサリオにソロ弾を浴びると、1死から守護神チャプマンを投入し、5アウトを奪って逃げ切った。
ツインズは02年以来、17年ぶりのリーグ優勝決定戦シリーズ進出はならず。PSは04年のヤンキースとの地区シリーズ第1戦を最後に勝利がなく、今シリーズの3連敗で16連敗となった。