マー君の快投を敵将が絶賛「今まで見た中で最高」6回1安打無失点
「ア・リーグ優勝決定シリーズ・第1戦、アストロズ0-7ヤンキース」(12日、ヒューストン)
ヤンキースの田中将大投手(30)はシリーズ第1戦に先発し、6回1安打無失点の快投で今プレーオフ(PS)2勝目、同通算5勝目を挙げた。68球で1四球、4奪三振。打線はトーレスがサイクル安打にあと三塁打とする3安打5打点をマークし、10年ぶりワールドシリーズに向けて好発進した。
試合後に行われたアストロズのヒンチ監督の記者会見。最初の質問で「打者のバランスを崩していた田中の何がよかったのですか?特にスライダーがよかったように見えましたが」と問われた敗戦の将は「今夜はすべてのボールがかなりよかったと思う」と回答。ポストシーズンを含めて11度目となった田中との対戦を振り返り、「数は少ないが、投球プラン、投げていたボール、テンポ、今まで見た中で最高だったのでは。今夜の彼は本当に、本当によかった」と絶賛した。