ナショナルズ 4連勝で史上初ワールドシリーズ進出 ワイルドカードから一気頂点へ
「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第4戦、ナショナルズ7-4カージナルス」(15日、ワシントン)
第4戦のナ・リーグはナショナルズ(ワイルドカード)がカージナルス(中地区)に7-4で4連勝し、球団史上初めてワールドシリーズ(22日開幕)に進んだ。第3戦のア・リーグはヤンキース(東地区)がアストロズ(西地区)に1-4で2連敗し、1勝2敗となった。
ナショナルズが今シリーズ無敗で、1969年創設の前身エクスポズ時代を含め、初めてナ・リーグを制覇した。マルティネス監督は「今の気持ちは言葉にできない」と余韻に浸った。
監督は「毎日、1勝0敗でいくことだけを考えている」と一戦必勝を強調してきた。打線がその言葉に応えるかのように一回に集中力を見せた。20歳の4番ソトの適時二塁打など打者一巡の猛攻で7点を先制、投打がかみ合っての快勝となった。
レギュラーシーズン序盤は低迷も「追い込まれても諦めず、互いを信じ、巻き返せると信じ続けた」と言う指揮官が率いるチームは、ワイルドカードから一気に頂点を争う舞台に駒を進めた。