ナショナルズ、ポストシーズン8連勝 ストラスバーグ6回2失点!最多勝対決を制す
「ワールドシリーズ・第2戦、アストロズ3-12ナショナルズ」(23日、ヒューストン)
ワイルドカードから初制覇を目指すナショナルズ(ナ・リーグ)が2年ぶり2度目の頂点を狙うアストロズ(ア・リーグ)に12-3で大勝し、2連勝とした。一回にレンドンの二塁打で2点を先制。同点の七回にはスズキのソロなどで6点を勝ち越した。ストラスバーグは6回2失点で白星を挙げた。第3戦は25日にワシントンで実施される。
ア、ナ両リーグの今季最多勝投手が投げ合った一戦で、笑ったのはナショナルズだった。18勝のストラスバーグの力投に打線が終盤に応え、マルティネス監督は「素晴らしい投球だったし、勝ちを付けられてよかった」と満足げに振り返った。
ストラスバーグは一回に2ランを許してリードをふいにしたが「楽にいかないことは試合前から分かっていた」と耐えた。その後は四隅を丁寧に突いて無失点。六回2死一、二塁で代打タッカーを見逃し三振に仕留め、114球で役目を終えた。
打線が奮起したのは直後だ。捕手スズキのソロで勝ち越すと、次打者の四球で今季21勝の相手先発バーランダーを降板に追い込む。2番手投手に内野安打2本など、しぶとい攻撃で一挙6点。「バットに当てれば何かが起きる」とマルティネス監督はうなずいた。
敵地で2戦2勝とし、地区シリーズから続くポストシーズンの連勝は史上最長に並ぶ「8」に。初出場のワールドシリーズでも快進撃を続けるナショナルズが、本拠地ワシントンに最高の形で戻る。