「ワールドシリーズ・第４戦、ナショナルズ１－８アストロズ」（２６日、ワシントン）

　２年ぶり２度目の王座を狙うアストロズ（ア・リーグ）が初制覇を目指すナショナルズ（ナ・リーグ）を８－１で破り、２勝２敗のタイにした。一回にブレグマン、グリエルの連続適時打で２点を先行。四回にチリーノスの２試合連続の２ラン、七回にはブレグマンの満塁本塁打で加点した。先発の新人ウルキーディが５回無失点で勝ち投手になった。

　アストロズはレギュラーシーズン２勝、ポストシーズン初先発となった２４歳の新人右腕ウルキーディが期待以上の働きを見せた。積極的にストライクゾーンを攻め、５回無失点。メキシコ出身の先発では１９８１年のフェルナンド・バレンズエラ以来２人目のワールドシリーズ勝利投手となり「歴史的で特別なこと。彼の後に続けてうれしい」と笑った。