アストロズ3連勝でWS制覇に王手 トランプ大統領も観戦
「ワールドシリーズ・第5戦、ナショナルズ1-7アストロズ」(27日、ワシントン)
第5戦が行われ、アストロズ(ア・リーグ)がナショナルズ(ナ・リーグ)に7-1で完勝し、2連敗からの3連勝で2年ぶり2度目の制覇にあと1勝とした。コールは7回1失点、9三振と力投した。ワイルドカードから初制覇を狙うナショナルズはシャーザーが首などの痛みで先発を回避した。代役ロスは5回4失点、打線も振るわなかった。
アストロズは敵地で3連勝として、2年ぶりのシリーズ制覇に前進した。2001年のブッシュ元大統領(子)以来となる現職の米大統領としてトランプ氏も観戦に訪れた一戦で、3本塁打の打線と投の柱がかみ合った。
二回、アルバレスが右腕ロスの外角低めの速球を捉え、2ランで先制。四回にはコレアが、九回にもスプリンガーが一発を放ち、効果的に加点した。
コールは二回に無死一、三塁をしのぐと、その後は危なげなかった。ワールドシリーズ初白星を手にし「第1戦より球が切れていたし、より思い通りに投げられた」と誇った。
ホームで2連敗のスタートから一転、勢いを付けて第6戦のある本拠地ヒューストンに戻る。