ダルビッシュ、4年88億円の契約破棄せずカブス残留 平野ら131人がFA申請
米大リーグ選手会は10月31日(日本時間11月1日)、ワールドシリーズ終了を受けてフリーエージェント(FA)になった131選手を発表。今季20勝、ア・リーグ1位の防御率2・50と326奪三振を記録したゲリット・コール投手(アストロズ)や最多打点のアンソニー・レンドン(ナショナルズ)、ナ・リーグ1位の防御率2・32の柳賢振(ドジャース)らがリストに入り、日本選手では平野佳投手(ダイヤモンドバックス)も名を連ねた。
MLBネットワークのヘイマン記者はこの日、自身のツイッターでカブスのダルビッシュ有投手(33)について言及。17年オフに6年1億2600万ドル(約136億円)の長期契約を結んだ右腕は今季終了後に残り4年8100万ドル(約87億5000万円)の契約を破棄してFAになるオプトアウトの権利をもっていたが、“カブス残留”を伝えた。
メジャー6年目の今季は前半に苦しみ、6勝8敗、防御率3・98。同記者は「ユウ・ダルビッシュの後半(WHIP0・81、防御率2・76、被打率・199)」と素晴らしく、シーズン229三振を奪ったが、オプトアウトすることはない。彼はシカゴ(カブスの本拠地)が好きだし、以前から残留を示唆していた」とつづった。