大谷、来季“リアル二刀流” マドン監督先発試合でDH解除も
米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが9日(日本時間10日)、開幕。来季からエンゼルスの指揮を執るジョー・マドン監督がウインターミーティングの会場で行われた記者会見で大谷翔平投手(25)が先発した試合でDHを解除する可能性について「できるでしょう。そうすればシーズンで50打席増やせる」と“リアル二刀流”構想を明かした。
日本ハム時代の2016年に「1番・投手」で先頭打者本塁打を放つなどしている大谷の二刀流を復活させることには「大好きだね、大好きだよ。リハビリを経て野球選手に戻る時が来た」とにこやかに話した。
すでにエプラーGMが1週間で1試合の登板と4試合の打者出場の構想を明かしている。指揮官は「肩肘の回復を妨げないようにどれだけ打席に立たせるかを見極める必要があると思う」と、けが再発防止を優先させる姿勢も見せた。