ヤンキース、コールと投手史上最大9年352億2000万円で合意 1年平均は史上最高39億円
田中将大投手(31)所属のヤンキースがアストロズからフリーエージェント(FA)になったゲリット・コール投手(29)と投手史上最大となる9年3億2400万ドル(約352億2000万円)で合意した、と10日(日本時間11日)、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで伝えた。同投手は9日(同10日)にナショナルズと7年2億4500万ドル(約266億3000万円)の契約を結んだスティーブン・ストラスバーグ(31)の投手最高額を1日で塗り替えたことになる。2投手の代理人はいずれも敏腕で知られるスコット・ボラス氏。
コールはメジャー7年目の今季、33試合に先発して自己最多の20勝(5敗)、リーグベストの防御率2・50をマーク。3年連続200回投球となる212回1/3を投げ、史上初の9試合連続2桁奪三振をマークするなど、両リーグ最多の326三振を奪った。
メジャー通算成績は192試合、94勝52敗、防御率3・22。1195イニングで1336奪三振。7シーズンで2桁勝利を6度記録している。
9年3億2400万ドルは投手史上最大の契約。総額ではマイク・トラウト外野手(28)がエンゼルスと結んだ12年4億2650万ドル(463億6000万円)に届かなかったが、1年平均3600万ドル(約39億1000万円)は、トラウトの3554万ドル(約38億6000万円)を上回り、メジャー史上最高額となる。