Dバックス 目玉左腕バムガーナーと5年93億円で合意 複数球団の争奪戦制す
ジャイアンツからFAになり、今オフの動向が注目されていたエース左腕のマディソン・バムガーナー投手(30)が、ダイヤモンドバックスと5年8500万ドル(約93億)で合意したと15日(日本時間16日)、大リーグ公式サイトなど、複数の米メディアが伝えた。
バムガーナーは07年ドラフトで1巡目全体10位指名を受けて以降、ジャイアンツ一筋でプレーし、タイトルこそないが、エースとして10、12、14年のワールドチャンピオンに貢献。14年にはワールドシリーズMVPにも輝いた。
14、15年に18勝を挙げるなど、11~16年に6年連続2桁勝利。しかし、17、18年の2年はけがに苦しみ計10勝だった。今季は9勝9敗、防御率3・90だったが、ローテーションを守って3年ぶりに大台となる207回2/3イニングを投げた。
ダイヤモンドバックスは15年オフに6年2億650万ドル(約225億7000万円)で獲得したエース右腕グリンキーを2年の契約を残し、今季途中にアストロズへ放出。先発陣の再構築は今オフの課題だった。
ダイヤモンドバックスのほか、エンゼルスやドジャース、レッズなど、複数球団がバムガーナーの獲得に動いていると伝えられていた。