米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手（３１）が１６日、ＤｅＮＡからポスティング制度を利用し、同じア・リーグ東地区のレイズと契約に合意した筒香嘉智外野手（２８）を歓迎した。

　日本を代表するスラッガーの移籍に「やっと東地区に日本人が来てくれた。しばらく僕１人でしたし」と笑顔。日本での対戦経験はないため「（イメージは）分からない」としながら「確実に対戦はすることがあるので楽しみ」と対戦を心待ちにしている様子だ。

　さらに、今季アストロズで２０勝を挙げたコールの加入についても「本当にすごい投手。トップの一握りの投手だと思う。登板間のルーティン、ブルペンの入り方など見る機会は増える。そういうのを見るのは楽しみ」と期待を膨らませた。

　来季は７年契約の最終年となる田中。「とにかく悔いなく最後の１年をやっていく」とし、いまだ成し遂げていない世界一に「なかなか簡単なことではないが、来シーズンはつかみ取りたい」と意気込みを示していた。