ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指していた巨人・山口俊投手（３２）がブルージェイズと合意したと１７日（日本時間１８日）、地元紙「トロント・スター」（電子版）や米スポーツサイト「ジ・アスレチック」などが伝えた。２年６００万ドル（約６億５７００万円）で合意したという。

　来年１月３日の交渉期限を前に早々と移籍先が決定した山口にファンはネット上で温かい反応を見せた。特にブルージェイズが所属するア・リーグ東地区には田中将大投手のヤンキース、さらに元チームメートである筒香嘉智外野手が移籍するレイズがあり、早くも対戦を心待ちにする声が見られた。

　「『田中ＶＳ筒香』『山口ＶＳ筒香』『田中ＶＳ山口』来季はメジャーも楽しみになってきました」と直接対決、投げ合いへの期待を込めたツイートも。また「秋山翔吾→ヤンキース　菊池涼介→レッドソックス　全員ア・リーグ東部地区行けええ！」と移籍先決定を待つ西武・秋山、広島・菊池が同地区の球団入りするのを期待するつぶやきもあった。

　ブルージェイズにはこれまで大家友和投手、川崎宗則内野手が所属していた。今季チームは６７勝９５敗の４位に終わっている。