今季年俸27億円、通算281本塁打のケンプ、マーリンズとマイナー契約

 7月にメッツから自由契約になっていたメジャー通算281本塁打のマット・ケンプ外野手(35)がマーリンズとマイナー契約を結んだことが18日(日本時間19日)、球団から発表された。来年2月のメジャーキャンプに招待選手として参加する。

 ケンプはドジャース時代の11年に打率・324、リーグ二冠の39本塁打、126打点をマーク。ゴールドグラブを獲得し、MVP投票では2位に入るなど、チームの中心選手として活躍し、その年のオフに当時球団史上最大となる8年1億6000万ドル(約175億2000万円)で合意した。

 翌12年は打率こそ・303を残したが、23本塁打、69打点と期待外れに終わると、13年はけがに苦しみ、73試合の出場にとどまった。14年オフにパドレスへ、16年途中にはブレーブスへトレード。17年オフにドジャースへ復帰し、18年に打率・290、21本塁打、85打点でカムバック賞を受賞したが、翌年オフに再び、放出され、レッズへ移籍した。

 8年契約の最終年だった今季は年俸2500万ドル(約27億4000万円)で開幕からスタメンで出場したが、打率・200、1本塁打、5打点と結果を残せず、5月初めに戦力外通告に。メッツとマイナー契約を結んだが、マイナーで結果を残せずに7月に再び、戦力外通告を受け、FAになっていた。

 メジャー14年の通算成績は1707試合、打率・285、281本塁打、1010打点。来年2月に始まるメジャーキャンプに招待選手として参加し、メジャー復帰を目指す。

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