大谷所属のエンゼルス、77勝右腕テラーンと1年10億円で合意 先発陣補強第2弾

 大谷翔平投手(25)が所属するエンゼルスが、ブレーブスからFAになったフリオ・テラーン投手(28)と1年900万ドル(約9億8000万円)で合意した、と19日(日本時間20日)、大リーグ公式サイトなど複数の米メディアが伝えた。

 コロンビア出身のテラーンは11年にメジャーデビューし、9年の通算成績は229試合、77勝73敗、防御率3・67。先発ローテーションに定着した13年以降、7年連続30登板、2桁勝利を5度マークしている。今季は10勝11敗、防御率3・81だった。

 エンゼルスは昨オフに先発陣補強としてベテランのケイヒル、ハービーとそれぞれ、単年900万ドル(約9億8000万円)、1100万ドル(約12億円)で合意したが、いずれも振るわず。前者はブルペンへ配置転換、後者はシーズン途中に戦力外となった。

 今オフも先発陣強化が最重要課題だったが、ヤンキースと9年3億2400万ドル(約354億1000万円)の契約を結んだコールや、トレードでインディアンスからレンジャーズへ移籍したクルバーの獲得に失敗。その一方でナショナルズからFAになった強打の三塁手、レンドンと7年2億4500万ドル(約267億8000万円)の超大型契約を結び、打線を強化した。

 チームは今月4日にオリオールズとのトレードで通算38勝右腕、ディラン・バンディ投手(27)を獲得して先発陣を強化。補強第2弾となるテラーンと合意したことで、来季は二刀流を復活させることが決まっている大谷、ヒーニー、キャニングと合わせた先発5人がそろったことになる。

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