レイズに入団の筒香 守備は三塁兼外野手「監督が決めたところでやるだけ」

 米大リーグのレイズに入団が決まった筒香嘉智外野手(28)が22日、成田空港着の航空機便で帰国した。新天地には「三塁手兼外野手」として獲得された。日本では長らく外野手として活躍してきたが、慣れない三塁守備にも意欲的な姿勢を示した。

 本職だけではなく、チームからは内野手としても期待を掛けられている。「僕は監督が決めたところでやるだけです」。短い言葉にフォア・ザ・チームの精神を込めた。

 内野手としてベイスターズに入団し、左翼手にコンバートされたのはプロ5年目の2014年。翌15年からはホットコーナーを守る機会はなくなった。それが今季は正三塁手の宮崎が故障離脱したことに伴い、8月9日・中日戦(横浜)で1836日ぶりに三塁で先発出場。その後も計28試合で巧みなグラブさばきとフットワークを見せていた。

 「(今年、三塁を)守ったのと守っていないのとでは大きな違いがあります」としつつ、「そこまでは変わらず。可能性のあるポジションは準備しないといけない」と筒香。「ルーキーとして行くわけですから」と決意をにじませた。与えられたポジションを柔軟にこなし、自慢の打棒を発揮する。

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