ブルージェイズ入りの山口俊 巨人への譲渡金は最大1億8500万円
米大リーグ、ブルージェイズは28日、巨人からポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指していた山口俊投手(32)と2年総額635万ドル(約7億円)で合意したと発表した。米全国紙「USAトゥデー」によると、年俸のほかに投球回に応じた出来高がついており、年間170イニングをクリアすれば、満額140万ドル(約1億5000万円)を手にするという。
同制度の規定により、ブルージェイズから巨人に支払われる譲渡金は年俸総額の20%にあたる127万ドル(約1億4000万円)。さらに、選手が実際に手にした出来高やボーナスの15%が含まれるため、山口が先発ローテーションの枠を勝ち取り、2シーズンとも年間170回以上を投げれば、42万ドル(約4600万円)が加算され、計169万ドル(約1億8500万円)となる。
山口はDeNAと巨人でプレーし、プロ14年の通算成績は429登板、64勝58敗112セーブ、防御率3・35。今季はリーグ最多の15勝(4敗)を挙げ、防御率は2・91だった。