大リーグ機構は２日（日本時間３日）、女性への暴力の疑いで昨年９月に同機構の管理下リストに入っていたヤンキースのドミンゴ・ヘルマン投手（２７）が８１試合の出場停止処分を受け入れたと発表した。

　同投手は自宅で恋人に暴力をふるい、家庭内暴力（ＤＶ）に関する規定に違反したとして昨年９月１９日に同機構の管理下リストに入り、公式戦の残り９試合とポストシーズン９試合に登板することができなかった。

　この日の発表によると、ヘルマンは８１試合の出場停止処分に対し、異議申し立てを行わないことで合意。昨季の１９試合と今季開幕から６３試合の出場停止が確定したため、戦列復帰は６月５日のレイズ戦以降となった。

　昨季のヘルマンは２７試合（先発２４試合）に登板し、チーム最多の１８勝（４敗）、防御率４・０３。勝率・８１８はリーグ１位。１４３イニングを投げて１５３三振を奪った。