レッズ秋山、3年23億円契約詳細明らかに「本人同意なしにマイナー落ちなし」も
西武から海外FA権を取得し、レッズと3年2100万ドル(約22億9000万円)で合意した秋山翔吾外野手(31)が8日(日本時間9日)、本拠地グレートアメリカン・ボールパークで入団会見に臨んだ。球団公式ツイッターは、チームカラーの赤い帽子と背番号「4」が入ったユニホームをまとった秋山が「レッズファンの皆さん、秋山翔吾です。これからレッズの一員としてこのチームで戦えることすごく楽しみにしています。これからも応援よろしくお願いします」と語るメッセージ動画を英語字幕付きで投稿した。
米AP通信はこの日、「外野手のショウゴ・アキヤマはレッズで歴史を作ることを望んだ」との見出しで球団初の日本選手となった秋山の入団会見の様子を伝えた。
また、契約内容に関しては、各シーズンの年俸が20年600万ドル(約6億5400万円)、21年700万ドル(約7億6300万円)、22年800万ドル(約8億7200万円)となるほか、「トレードされた場合は移籍先から100万ドル(約1億1000万円)のボーナスを手にする」、「本人の同意なしにマイナーに落とすことはできない」といった条項が盛り込まれているという。
タイトル料としては新人王とリーグMVP獲得でそれぞれ25万ドル(約2700万円)投票結果2位の場合は20万ドル(約2200万円)、同3~5位で15万ドル(約1600万円)。球宴出場、ゴールドグラブ、シルバースラッガー(ポジション別最優秀打者)は各10万ドル(約1100万円)。付帯条件として、通訳と個人トレーナーがつけられるほか、「引っ越し代球団負担」、「本人と家族の英語授業料」、「日米往復航空券ビジネスクラス」といった内容が含まれているという。