秋山 決め手は「日本人初入団」 レッズ移籍会見「実感湧いた」
西武から海外FA権を行使して米大リーグ、レッズに移籍した秋山翔吾外野手(31)は8日、シンシナティの本拠地グレートアメリカン・ボールパークで入団記者会見に臨み「ユニホーム(背番号4)に袖を通し、ここから始まるのだなという実感が湧いた」と喜びをかみしめた。
レッズがメジャー30球団で唯一、日本選手がプレーしたことがないという点も決断理由の一つだったという。歴史に名が残る可能性があることは励みになるとし「入団しただけではかなわない。しっかりメジャーの舞台で戦える準備をする」と意欲を示した。
秋山の契約は3年総額2100万ドル(約22億8900万円)。AP通信は、最優秀新人(新人王)や最優秀選手(MVP)に輝けば25万ドルのボーナスがあると伝えた。
日本代表の一員として出場した昨年10月31日のカナダとの強化試合で右足薬指を骨折したが、リハビリは順調だそうだ。不安を覚えながら受けた身体検査も無事にパスし、正式契約に至った。
野手組のキャンプインとなる2月18日からのフルメニュー参加へ「もちろん、自分としてはその準備をしている」と語った。