メッツ ベルトラン監督を解任 サイン盗み問題で4人目、前代未聞デビュー前に

 米大リーグ、メッツは16日(日本時間17日)、アストロズでプレーした17年にサイン盗みに関与していたことが明らかになったカルロス・ベルトラン監督(42)を解任したと発表した。

 ベルトラン氏は17年限りで現役引退し、昨年11月にメッツの監督に就任したばかり。大リーグ機構が13日(同14日)に公表したサイン盗みに関する報告書の中に主導者の一人として、選手で唯一、名前が記されていたが、処分の対象外とされていた。同問題に関する解任は、アストロズのヒンチ監督とルノーGM、レッドソックスのコーラ監督に続いて4人目。出身地はコーラ氏と同じプエルトリコ。

 メッツは発表した声明の中で「我々は昨夜、そして、この日の朝にもカルロスと話し合い、袂(たもと)を分かつことでお互いに合意しました。これはやさしい決定ではなかった」などと経緯を説明。ベルトラン氏は「この決断がチームにとってベストだと思い同意した」とのコメントを寄せた。

 同氏は走攻守そろった外野手としてメジャー20年で通算成績は打率・279、435本塁打、1587打点、312盗塁を残した。1999年新人王、球宴9回、ゴールドグラブ3回。アストロズでプレーした17年にワールドシリーズ制覇。人格者としても知られていた。

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