マエケン ツインズへのトレードから3日 晴れやかにメジャー第2章
「ツインズ春季キャンプ」(13日、フォートマイヤーズ)
米大リーグは13日、各地でキャンプが行われた。ドジャースからツインズに移籍した前田健太投手(31)は、フロリダ州フォートマイヤーズで新天地でのスタートを切った。
紺色のシャツに袖を通し、前田の米大リーグでの第2章が始まった。紆余(うよ)曲折を経たツインズへのトレードから3日。バッテリー組では1日遅れとなる13日に始動し「僕にとっては前向きな、うれしい出来事。楽しみしかない」と晴れやかな表情を浮かべた。
ドジャースでは救援に回った2017年のポストシーズンで活躍したことで、皮肉にも終盤の重要な場面でブルペン要員とされた。希望していた先発を求めた球団に移り「そうやって見てくれている人もいたんだということはうれしい」と思いを語った。
新天地では期待を示すように広島、ドジャース時代と同じ背番号18を譲り受けた。新たな同僚と談笑する場面もあり「変なルールもなく、好きにしていいと言われる。自分のリズムで練習ができるかな」と好印象を口にした。
チームは昨季、地区優勝した。地区7連覇中の古巣とのワールドシリーズを「そうなればベストなシナリオかな」と思い描いた。