大谷 左膝回復OK 柵越え5発に「問題ない」
「エンゼルス春季キャンプ」(13日、テンピ)
バッテリー組キャンプ2日目。前日に続いて別メニューで動いたエンゼルス・大谷が左膝手術前の昨年9月10日以来となるフリー打撃に臨み、25スイングで5本の柵越えを放った。
昨季まではすり足打法だったが、この日は右足を上げる新フォームを実践。テークバック時の左肘の位置は従来よりもわずかに高く、バットの先がより投手方向に傾き、ボールに入る角度を鋭くした。
「実戦でやるか分からないですけど、いろんな打ち方をする中で勉強になることがたくさんあるんじゃないかなと思います」
3方向に打ち分け、最長はバックスクリーン直撃の推定135メートル弾。「体は問題なく良かったんじゃないかなと思います。打感もそんなに悪くなかった。初めてにしては良かったかなと思います」と手応えを口にした。
打撃練習後は外野で球拾い。右翼と中堅で軽快に動いた。キャッチボールは60球を投げ、術後初のブルペン入りに向けて調整した。