レッズ秋山、大谷から刺激「勉強することしかない」「二刀流とかそういうレベルじゃない」
「オープン戦、エンゼルス7-3レッズ」(25日、テンピ)
レッズの秋山翔吾外野手(31)は「1番・左翼」で出場し、3打数1安打。初回の打席は見逃し三振、三回は投手強襲安打、五回は三邪飛。オープン戦初出場となった23日のホワイトソックス戦では初打席で中前打を放っており、2試合連続安打とした。
試合前のフィールドでエンゼルスの大谷翔平選手(25)と再会。がっちり握手を交わし、笑顔を見せた秋山は「ファンの方の声援を聞いてどれだけ信頼されていて、どれだけ愛されているかというのを感じた。これからああいう応援される選手に、人柄もそうだしプレーヤー、能力としても結果としてもそうだし、そういうものを出していかないといけないなと思った。これが(オープン戦)2戦目で早めに感じられたっていうのは、これから自分がどうしなきゃいけないかっていうのを再確認しながらやるひとつのきっかけになるんじゃないかなと思った」と、3年目を迎える25歳に大きな刺激を受けていた。
また、打者・大谷を「期待を裏切らないバッター」とも表現。「怖さもあるし、どの方向にも放り込める、足も使えるっていうところで、二刀流とかそういうレベルじゃない。きょうの打席のなかでもいろんな足の上げ方を試行錯誤してるなっていうのも見れたし、そういうのが1打席のなかでやっていけるというのが、この2年間の彼の積んできたものであったり立ち位置がそうさせていると思うし、柔軟な発想であったりとか、それを体現する技術だったりっていうのはもう勉強することしかない」と話した。
さらに「僕自身は日本でやってきた経験なんていうのは正直、契約の段階でもう終わっているので、これから僕にできるものを見せていく。ゼロからのスタートなので、ああいう懐の広いというか、そういうバッターになりたい。(チーム内での)役割が違うっていうのも十分自覚しながら、あれだけの歓声をもらえるような、日本人に応援を来てもらえるような選手になりたい」と気持ちを新たにした。