大谷翔平「見え方よくなっている」通算98勝右腕からOP戦初安打が初タイムリー

 「オープン戦、エンゼルス-レンジャーズ」(28日、アリゾナ・テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平選手(25)が「4番・指名打者」で出場し、2打数1安打1打点。初回の打席でオープン戦初安打となる左前適時打を放ち、三回は空振り三振だった。

 ここまでオープン戦2試合に出場し、4打数無安打2四死球だった大谷。初回の打席は1点を先制し、なおも1死三塁の好機だ。昨季16勝、メジャー通算98勝右腕リンに対し、ワンストライクからの2球目、内角高めの146キロ速球をバットの根っこでとらえると、詰まった打球がレフト前に落ちた。過去の対戦打率・428(7打数3安打)と相性のいい相手から実戦7打席目で初安打を記録。「見え方が少しずつよくなってるかなと思います」と振り返った。

 2-2の三回1死走者なしの打席は空振り三振。ワンボールの後、外角球を空振りし、ボールとファウルを挟んでカウント2-2。最後は外角速球にバットは空を切った。

 オープン戦初出場となった25日のレッズ戦では右足を上げる新しい打撃フォームと、昨季までの型に近い、すり足気味の打法を試した。しかし、前日27日のパドレス戦の3打席は右足を上げずにすり足打法。この日の2打席は後者だったことに「シーズン中でも普通に(フォームは)変えますし、それは別に、どうのこうのということではなくて、シーズンに入ってからも打ち方、投げ方もそうですけど、いろいろ変えるんじゃないかなと思います」と説明した。

 「(ボールの)距離感が詰まってないというか、計れてないというか」と現状を語る大谷。「例年よくないですね、春先は。日本の時(日本ハム時代)からそうですけど、その中で徐々によくなっていくパターンかなって。いつもそうですけど、そういう心持ちでいるのはよくないので、1日も早くしっかり打てるように。その結果、(開幕)ギリギリになるのはオッケーですけど、そういう気持ちでやりたいなと思います」とメジャー3年目に臨む意気込みを口にした。

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