MLBが施設立ち入り制限 日本含む感染リスクの高い国・地域からの訪問者に
米大リーグ機構(MLB)は7日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、感染リスクが高い国・地域からの訪問者は入国後14日間たつまで各球団の施設への立ち入りを控えるよう要請しているとの声明を出した。関係者によると、対象は米疾病対策センター(CDC)の基準で決め、現時点で日本も入っているという。
感染リスクが高い国・地域から取材申請があった報道陣や、選手の家族、スカウトなどの球団スタッフも含まれ、MLBは「内部では追加措置や、他の(スポーツの)リーグとの話し合いを進めている」としている。
ファンには直接サインせず、事前にサインしたボールを用意することも検討。今季から筒香が加入したレイズでも説明会が開かれ、同様の措置を検討中。ケビン・キャッシュ監督は「交流したいが、接触は制限せざるを得ない」と理解を求めた。
AP通信によると、MLBのほか、米プロバスケットボールNBAや北米プロアイスホッケーNHL、サッカーの米プロリーグMLSが報道陣を含め、ロッカールームへの立ち入り制限を検討している。NBAは6日に各チームに、無観客での試合開催の可能性を通達した。