MLB、開幕最低2週間延期とOP戦中止発表 選手会「選手たちは落胆と同時に理解」

 米大リーグ機構(MLB)は12日(日本時間13日)、新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてオープン戦の中止と、26日(同27日)に予定されていたシーズン開幕を最低2週間延期すると発表した。

 MLBは7日(同8日)に感染リスクの高い国・地域を訪れた球団関係者や報道陣による球団施設の立ち入りを制限するよう全30球団に要請していることを公表。さらに、9日(同10日)には米プロバスケットボール(NBA)、メジャーリーグサッカー(MLS)、北米プロアイスホッケー(NHL)との共同声明文で選手たちが使用するクラブハウスやロッカールームに報道陣を含む部外者の立ち入り禁止を発表していた。

 大リーグが開幕するのは早くても4月9日(同4月10日)。この日の決定を受け、エンゼルスの大谷翔平投手ら日本選手も所属する大リーグ選手会のトニー・クラーク専務理事は声明を発表し、「選手たちは当然のことながらフィールドで戦えないことに落胆している。同時に公衆の衛生安全の重要性も理解している」と述べた。

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