ツインズの前田健太投手（３１）とレッズの秋山翔吾外野手（３１）が米ロサンゼルスで合同自主トレを計画していることが分かった。レッズのディック・ウィリアムズＧＭが、秋山が前田から合同トレーニングの誘いを受けたと明かしたと１８日（日本時間１９日）、シンシナティ・エンクワイヤラー紙のボビー・ナイチンゲール記者が自身のツイッターで伝えた。

　大リーグ機構は１２日（同１３日）に新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、オープン戦の中止とシーズン開幕の延期を発表。前田の所属するツインズは１４日（同１６日）にキャンプ打ち切りを決定し、秋山の所属するレッズはこの日、キャンプ施設の従業員のウイルス感染が判明しため、同施設を閉鎖すると発表した。

　前田と秋山はともに８８年４月生まれの同級生。前者はＰＬ学園から０６年ドラフト１巡目で広島入りし、１６年にポスティングシステムを利用してドジャースと８年２５００万ドル（約２７億円）で合意。２月にツインズへトレードされた。後者は横浜創学館－八戸大をへて１０年ドラフト３巡目で西武入りし、昨オフに海外ＦＡ権を行使してレッズと３年２１００万ドル（約２２億７０００万円）の契約を結んでいる。