MLB 1週間以内に選手会へ開催案提案へ 本拠地実施案の支持強まる
新型コロナウイルス感染拡大の影響で見合わせているシーズン開幕に向け、米大リーグ機構(MLB)が1週間以内に大リーグ選手会に開催案を提出する見通しになったと6日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。
これまで米メディアではシーズンをキャンプ地やテキサス州で開催する案、現行の東西、中地区を目安に再編し、通常の本拠地で実施するプランなどが検討されていると報じられてきた。だが、MLBから選手会へ正式な提案はなかった。MLB関係者の間では本拠地で開催する案への支持が強まっており、キャンプもホーム球場で再開すれば多くの利害が一致するという。
試合の実施方法も労使で合意する必要があり、通常より多い30人を出場選手登録する案などが検討されている。7月に開幕した場合、レギュラーシーズンは約80~100試合になるとみられる。
開幕を見据え、12球団以上が選手に調整のペースを上げるよう助言。最速で6月10日にキャンプを再開し、7月1日に開幕するとの前提で準備するよう促しているチームもあるという。