メジャー現役最多通算２４７勝のバートロ・コローン投手（４６）が現役続行に意欲を見せている、と１８日（日本時間１９日）、米スポーツ専門局ＥＳＰＮ（電子版）が伝えた。

　２４日に４７歳を迎えるコローンは１８年９月以降、メジャーの舞台から遠ざかっており、「去年チャンスがなければ、今年はさらに厳しくなるのは分かっている。チームは高齢選手を必要としない」と理解を示しながらも、もう１年投げたいと現役続行に意欲。自身は１４年から１６年に所属し、今季はエースのシンダーガードを右肘手術で欠くメッツを“最後の場所”に挙げたという。

　ドミニカ共和国出身の右腕は９７年にインディアンスでメジャーデビュー。エンゼルス時代の０５年にはリーグ最多２１勝でサイ・ヤング賞を受賞した。２１シーズンの通算成績は５６５試合、２４７勝１８１敗、防御率４・１２。１８０センチ、１２９キロの体型ながら身体能力は高く、「ビッグ・セクシー」の異名をもつ。球宴４回出場。