メッツ剛腕シンダーガード、家賃滞納訴訟で徹底抗戦の構え「法廷で会おうぜ」

 メッツのノア・シンダーガード投手(27)が今シーズン住む予定だったニューヨークにあるペントハウスの家賃を滞納したとして所有者から訴えられた、と23日(日本時間24日)までに米全国紙USAトゥデー(電子版)などが報じた。これら一連の報道を受け、同投手は自身のツイッターで徹底抗戦の構えを見せた。

 同紙によると、部屋の所有者はシンダーガードとニューヨーク・マンハッタン南端部にあるメゾネットタイプのペントハウスを3月20日から11月30日まで貸し出すことで合意したにもかかわらず、入居することなく、家賃も未払いのままになっていると主張。同投手が「法的拘束力のある賃貸契約を自身で選択できるように扱った」などと説明し、証拠としてシンダーガードがサインした契約書のコピーを提出した。部屋の広さは2700スクエアフィート(約243平方メートル)、間取りは3つの寝室と3つのベランダなどで、ひと月2万7000ドル(約290万円)。部屋はすでに市場に戻されているが、新たな入居者は見つかっていないという。

 被告となったシンダーガードは一連の報道を受けて23日に自身のツイッターを更新。「この部分ははっきりさせてほしい」との書き出しで、入居しなかったのはニューヨークが新型コロナウイルス感染拡大で深刻な状況にあったためとし、「誠意として家賃2カ月分(5万ドル以上)の支払いを申し出た」と説明。現在は4月に受けた右肘手術のリハビリのためフロリダに滞在していることを明かし、「家主はこの話をメディアにリークした上に俺から25万ドルを巻き上げようとしている。俺が悪者なの?じゃあ、いいよ。法廷で会おうぜ」と、一歩も引かない姿勢を見せた。

 シンダーガードは15年にメジャーデビューし、先発陣の柱として5シーズンで3度の2桁勝利をマーク。通算成績は47勝30敗、防御率3・31。年俸は昨季が600万ドル(約6億5000万円)、今季は970万ドル(約10億円)。3月末に右肘手術を受け、来季の復帰を目指している。

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