大谷翔平が1年8カ月ぶり打者に投球 グラブを腹から始動の新フォーム

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が30日(日本時間31日)、自身のインスタグラムを更新。本拠地エンゼルスタジアムで実戦形式の投球練習をする動画を投稿し、調整が順調に進んでいることをうかがわせた。大谷がマウンドから打者に投げるのは右肘故障前の18年9月2日のアストロズ戦以来、1年8カ月ぶり。

 2日前にインスタを開設したばかりの大谷は投稿第2弾として英語で「先週からライブBP」と題した動画を公開。Tシャツと短パン姿で主力のラステラと思われる左打者を相手に内角と外角に2球投げる様子を披露した。

 昨季は18年10月に受けた右肘手術のリハビリのため、打者に専念した大谷。今年のスプリングトレーニングは他の投手とは別メニューで投球プログラムをこなしていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でブルペンの投球練習の段階で中断を余儀なくされた。4月中旬から練習場所を本拠地に移し、調整を再開していた。

 今キャンプでは始動時のグラブの位置を2年前の胸の前から腹に下げる型に取り組んでおり、この日公開された映像でも新フォームを継続。球種も3月の投球練習でほとんど投げることのなかったスライダーを試すなど、7月初旬が見込まれる開幕に向けて確実に前進していることをうかがわせた。

 米国時間28日夕方にSNSデビューした大谷はフォロワーの数を順調に伸ばし、25万人を目前にしている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス