メジャー44勝右腕ハービー、日韓争奪戦か 米記者伝える

 メジャー通算44勝、13年球宴先発のマット・ハービー投手(31)を日本と韓国の球団が調査していると9日(日本時間10日)、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで伝えた。

 10年ドラフトでメッツから1巡目全体7位で指名されたハービーはメジャー2年目の13年に前半だけで9勝を挙げ、球宴の先発に抜てきされる活躍を見せたが、シーズン終盤に右肘を手術。15年に13勝を挙げて完全復活を印象づけたが、16年以降はけがに苦しんでいる。昨季は大谷が所属するエンゼルスと1年1100万ドル(約11億8000万円)で合意したが、けがで3勝しか挙げることができず、7月に戦力外通告を受けた。通算成績は44勝49敗、防御率4・04。

 ハービーに関しては今月5日にニューヨーク・ポスト紙(電子版)がハービーの代理人、スコット・ボラス氏が複数の韓国球団と接触していると報道。この日、ヘイマン記者はツイッターで「韓国と日本のチームがマット・ハービーを調査している」とつづり、韓国球団だけでなく、新型コロナウイルスの影響で19日に開幕する日本の球団も興味をもっていると伝えた。

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