大リーグ、7月末開幕決定 二刀流復活期待の大谷は中堅方向へ鮮やか放物線

 米大リーグ機構(MLB)は23日(日本時間24日)、新型コロナウイルスの感染拡大により延期していた今シーズンの開催を正式決定。7月23日か24日に開幕し、9月27日までレギュラーシーズン60試合を無観客で実施すると発表した。

 今季開催に関する労使協議は紛糾。選手会は70試合制を要求し、MLBが4度目の案として提示した60試合制を否決したが、MLBのマンフレッド・コミッショナーが強行開催を通達。この日、選手会が7月1日までにキャンプ地に集合することや、新型コロナウイルス感染防止に関する安全衛生面の規約に同意したことで約4カ月遅れの開幕が決まった。

 対戦スケジュールなど日程の詳細は明らかにされなかったが、米メディアによると、従来のア、ナ両リーグではなく、30球団を「東」、「中」、「西」に3地区に分けて地区内で40試合を、交流戦20試合を実施。完全指名打者制、延長の場合は無死二塁から開始するタイブレーク制などが導入されるという。

 18年10月に受けた右肘手術のリハビリを終え、2年ぶりに二刀流として復帰することが期待されているエンゼルスの大谷翔平選手(25)はこの日、インスタグラムを更新。「WE’RE BACK」の文字が入った画面のほか、自主トレーニングを行っている本拠地エンゼルスタジアムでのフリー打撃の動画2本を投稿。中堅方向へ放物線の打球を放ち、順調な調整をうかがわせた。

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