大谷翔平、6人ローテで開幕二刀流 指揮官期待 米紙「10登板、150打席」

 大谷翔平選手(25)が所属するエンゼルスのジョー・マドン監督(66)は24日(日本時間25日)、電話会見に応じ、18年10月に受けた右肘手術からの投手復帰を目指す同選手が先発6人ローテーションの一角として開幕から二刀流で出場することを期待した。

 米大リーグ機構は前日23日に新型コロナウイルスの感染拡大のために3月下旬開幕予定だったシーズンを約4カ月遅れの7月23日から開始すると発表。指揮官は、リハビリメニューに取り組んでいた大谷とキャニングの開幕ローテ入りへの期待度を「非常に高い」と表現。先発6人態勢の構想を明かし、「よいものを期待している」と語った。

 今季は従来の162試合より約100試合少ない60試合の短縮シーズン。大谷の起用を多くする可能性を問われたマドン監督は「より積極的に起用することは考えたことがなかった。我々にはすでに考えがある。現時点でそれはない」と否定。2年前のメジャー1年目同様、週1回の登板と3、4試合の指名打者の二刀流起用法になることを示唆した。

 メジャー1年目の大谷は投手として10登板、4勝2敗、防御率3・31の成績を残し、打者では104試合、打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁だった。地元紙オレンジカウンティ・レジスターは今季の起用について「先発は10試合まで、150打席ぐらいになるだろう」と予想した。

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