大リーグ、75年ぶり球宴中止を正式発表
米大リーグ機構は3日(日本時間4日)、新型コロナウイルスの感染拡大により大規模なイベント開催が困難なことからロサンゼルスのドジャースタジアムで行う予定だったオールスターゲームを中止にすると発表した。
1933年に始まった同イベントが中止になるのは1945年以来75年ぶり。すでに21年の会場がブレーブスの本拠地サントラスト・パークに決まっているため、22年にドジャースタジアムで開かれる。
大リーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響で約4カ月遅れの今月23、24日に開幕。従来の162試合から60試合の短縮日程で実施される。一部の球団を除き、3月中旬に中断していたキャンプをこの日から再開した。
また、同機構と選手会はこの日、全30球団の選手やスタッフ計3185人を対象に新型コロナウイルスの検査を実施し、1・2%にあたる38人が陽性反応を示したと発表。感染者の内訳は選手31人、スタッフ7人だった。