大谷 二塁打&全力疾走!腰の張り「過ぎた」試合前にはブルペンで37球
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が11日(日本時間12日)、本拠地エンゼルスタジアムで、キャンプ再開後初めて実戦形式の練習で打席に立ち、左翼線二塁打を放った。走者を置いた変則ルールの紅白戦。第1打席で左翼線を破り、滑り込むことなく二塁に達した。
実戦出場に関しては「コーチたちに打ってみないかと言われたので体の状態も良かったので打ってみました」と大谷。遊ゴロに倒れた第3打席では一塁まで全力疾走し、際どいタイミングでアウトになると、天を仰いで悔しそうな表情を見せた。
試合前にはマドン監督が、右肘手術後初実戦となった7日の紅白戦後に同選手が腰に軽い張りを訴えていたことを公表。患部の状態が心配されたが、大谷は球団を通じて「腰は日ごとによくなってきて、きょうはあまり症状もなかったので(張りは)過ぎたのだと思います」とコメント。紅白戦の前には約70メートルの遠投の後、予定通りブルペンに入り、軽めながら直球、カーブ、スライダーを交えて37球を投げた。