大谷翔平 紅白戦で鮮やか1号 開幕投手から実戦305日ぶりの一発
エンゼルスの大谷翔平選手(26)が12日(日本時間13日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われた変則ルールの紅白戦に「3番・指名打者」で出場し、3打数2安打2打点。五回の第3打席で今季実戦初本塁打となる中越えツーランを放った。結果は左飛、右前打、中越え本塁打だった。
大谷は五回2死一塁の場面で、今季の開幕投手が決まっている左腕ヒーニーと3度目の対決。ワンストライクから2球目を捉えると、打球は鮮やかなアーチを描き、396フィート(約121メートル)が表示された中堅フェンスの向こうに消えた。
大谷が実戦で本塁打を記録するのは、左膝手術を受けるために昨季最後の試合となった9月11日のインディアンス戦以来、305日ぶり。
打者として4カ月ぶりの実戦だった前日の紅白戦では左翼線二塁打を放っており、これで2戦連続安打。3月11日に中断したアリゾナキャンプではオープン戦9試合で打率・105(19打数2安打5四死球、11三振)と結果を残せなかったが“今季初マルチ”で12日後の開幕に向けて調子を上げてきた。