マエケン 5回4K1失点「体力付いてきた」新天地での開幕へ仕上がり上々
ツインズの前田健太投手(32)は15日、本拠地ミネアポリスで行われた紅白戦で五回まで最少失点と好投した。先発ローテーションに構想される新天地での開幕へ、仕上がりは上々で「走者を出してからもゲッツーで切り抜けられたりしたので、全体的には良かった」とオンライン取材で振り返った。
公式戦を想定し、場内に観衆の声や音楽が流され「シーズンに近い形で投げられた」と言う。打者との対戦は今キャンプ3度目。結果は17人に67球を投げ、初回先頭打者本塁打による1失点にとどめ、4三振を奪った。課題に挙げていたスタミナには「投げる体力も付いてきた」と手応えを口にした。
本番までの実戦は残り1度、6回を目安に最終調整に臨むという。「(習得に取り組む)カットボールに磨きをかけたい。(60試合制で)シーズンが短いので、試しながらということができない。自信を持って投げられるところまでにしたい」と万全を期した。