ブルージェイズ山口、開幕ローテ入り逃す 元阪神・ドリス、元ハム・バスと中継ぎへ

 昨オフに巨人からブルージェイズへ移籍し、先発ローテーション入りを目指していた山口俊投手(33)の開幕先発ローテーション入りはならなかった。地元紙トロント・サン(電子版)が18日、チャーリー・モントーヨ監督が同投手の起用法について「ロングリリーバーやスポット先発として見ている」と話したと伝えた。

 大リーグ公式サイトは今季先発陣5人を昨オフに4年8000万ドル(約85億6000万円)で獲得した柳賢振、マット・シューメーカー、タナー・ロアーク、トレント・ソーントン、チェース・アンダーソンと予想。ただし、アンダーソンは脇腹痛で経過を見る必要があるため、5人目の候補としてネート・ピアソンら3人を挙げた。山口は元阪神のラファエル・ドリスや元日本ハムのアンソニー・バスらと中継ぎ『確実』のカテゴリーに名を連ねた。

 また、ブルージェイズのマーク・シャパイロCEOはこの日、声明を発表。カナダ連邦政府が新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、トロントの本拠地での公式戦開催を認めないとの通達があったことを明かし、「連邦政府の決定を尊重する」、「私たちは今夏、ロジャーセンターでホームゲームを行いませんが、これまで同様、国の代表としてプライド、情熱をもってフィールドに立ちます」とファンや関係者に向けてメッセージをつづった。

 米全国紙USAトゥデーのナイチンゲール記者はホームゲーム開催地の候補としてフロリダ州セントピーターズバーグにあるレイズの本拠地トロピカーナ・フィールドの共有や同州ダンイーデンの球団キャンプ施設、カナダ国境に近い米ニューヨーク州バファローなどを挙げた。

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