大谷 初長打&初打点!打球速度180キロ、弾丸フェンス直撃二塁打

 「エンゼルス10-2マリナーズ」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は28日(日本時間29日)、本拠地開幕戦のマリナーズ戦に「5番・DH」で出場し、5打数1安打1打点。六回に今季初長打&初打点となる右中間適時二塁打を放った。また次回登板は8月2日のアストロズ戦に決まった。

 今季初めての5番。7-2の六回2死一塁。大谷が初対決の右腕グロツがワンボールから投じた甘い146キロシンカーを逃さなかった。時速180キロの高速打球が右中間フェンスを直撃。一塁走者が一気に生還し、自身は滑り込むことなく、二塁に達した。

 開幕戦の第1打席以来、12打席ぶりの快音。マドン監督は大谷の打順を3番から下げた理由を「本来のスイングができていない」と説明。試合後は「今の彼に必要なのは自信だ。自信がつけば打球も飛ぶようになる。きょうのスイングはよくなっていた」と話した。

 今季初のホームゲーム。大谷は打席に入る時の登場曲を一新した。ガイ・セバスチャンの「バトル・スカーズ(戦いの傷)」とツーパックの「トゥー・リブ・アンド・ダイ・イン・LA(ロサンゼルスで生きて死ぬために)」。右肘に大きな手術痕をもち、ロサンゼルス郊外の街で生活する自身の姿を重ね合わせたかのような選曲だった。

 また次回登板は8月2日のアストロズ戦に決まった。大乱調の投手復帰戦から中6日で臨む術後2度目のマウンド。この日の会心の1本が負の連鎖を断ち切ったに違いない。

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